製造工程について
STEP1 練作業・踏み作業
早朝5時、半田麺づくりが始まります。小麦と塩水を混ぜ合わせ、40分間じっくりと練りこみます。練りこんだ生地を麺圧機に入れ、回しながら麺に圧力をかけ、円状の生地に仕上げます。
STEP2 いたぎ
円状の生地を幅約12㎝、厚さ約7㎝の麺帯にして桶に巻き込んでいきます。熟成後、麺帯を3本合わせてロ-ルに通し、1本の生地にします。
STEP3 2枚合わせ
熟成後、再度麺帯を2本合わせてロ-ルに通し1本の生地にしたあと、その工程をくり返し弾力のある麺帯にしていきます。直径3㎝ぐらいの麺になります。
STEP4 荒ぎ・小ヨリ
熟成後、3㎝ぐらいの麺を小ヨリで2㎝ぐらいの麺にし、鉛筆の太さになるまでその工程をくり返します。次第に生地につやがでてなめらかになり、ねじりをかけることでコシのある麺に変化していきます。この工程で米油を麺の表面にぬります。
STEP5 掛け巻き
麺帯をねじりながらヨリをかけ、2本の串に八の字形をえがくようにあや掛けし延ばしていきます。そののち3時間寝かし熟成させます。
STEP6 小びき
50㎝ほど麺を延ばし、もう一度2~3時間熟成させます。
STEP7 乾燥・箸入れ
熟成後、麺を2mほど引き延ばし「はた」と呼ばれる道具につけていきます。麺に箸を入れて均等にさばき、ひっついている麺をほぐしていきます。
STEP8 乾燥
乾燥室で冷風乾燥機にて、3時間ほど乾燥させ、次の朝まで寝かせます。翌日の朝一番からゆっくりと5時間ほどかけて乾燥させます。
STEP9 裁断
麺の水分が13%以下になるまで乾燥させたあと、19㎝の長さに裁断していきます。
STEP10 選別・結束
麺の品質を人の手と目で厳しくチェックしていきます。茹で・水分・金属探知機で各検査をおこない、合格した麺のみを結束し箱詰めします。
STEP11 保管
保管庫で麺を寝かし、その後、商品がお客様に届けられます。